龍門二十品

「りゅうもんにじっぽん」と読みます。

中国、石窟寺院(龍門)洞窟内に掘られた、仏像の由来が書かれた石碑のうち、特に優れた20作品を集めたものです。書道展の作品の中に「北魏」風の作品が多くあります。この龍門二十品はまさに、北魏という国(今の北京があるあたり)が統治した時代の楷書で、形は角張っていて、無骨で、力強いのが特徴。六朝楷書(りくちょうかいしょ)とも呼ばれるそうです。隷書から発展した書体と思われます。

その一つ

一弗造像記〔太和20年(496年)〕

他にくらべると文字が少なく全臨しやすい。入筆方向が一定でなく、油断して送筆すると細くなってしまったりするので緊張感はあるのに、書きあがったものは、ヘタクソな感じ。でも手本がヘタクソなんだから仕方がないw

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